取扱説明書 manual-03 猫についての注意 【BACK/NEXT】 猫たちは皆、猫の世界の掟を守って生活しています。猫のギルドでは、決まり事を皆が守るよう、小さな罰を設けています。
1.猫たちの秘密を人間に知られてはならない もし人間に知られてしまうことがあれば、ギルドの幹部、もしくは依頼された人間の魔女によって一部の記憶を消さなければなりません。そしてあなたは、その人間の前では決して魔術を使ってはいけなくなります。 この罰に従えない猫は、周辺のギルドからは追放されてしまいます。 良い人間の魔女は良き友人です。猫の掟を知っている魔女なら秘密は明かしてもかまいません。 また、本当に信頼できる人間のためなら、その人間のために1日に三つだけ魔術を使ってもかまいません。 |
2.猫は猫としてのプライドを持たなくてはならない これは皆が猫らしく存在するための大切な掟です。 猫は食事が与えられたからと言って、相手の人間を主人と見てはいけません。その人間は、自分のために食べ物を運んできてくれる召使です。物につられて、安易に相手を信用したり、多くの見帰りを与えないようにしましょう。 猫は呼ばれたからと言って犬のように愛嬌を振りまいたりしてはいけません。ただ自分が遊びたいときだけ遊び、食事をしたいときだけ擦寄り、眠りたいときだけ温かい場所に移れば良いのです。 3.猫の魔術は悪いことのために使ってはならない 猫は時々悪戯を仕出かしますが、それは決して悪意のある物ではありません。特に、理由も無く相手を傷つけに行ったりすることはとても悪いこととされています。 しかし、時々ではありますが、そういう悪い猫も存在しています。多くは流浪の猫や、悪い神様を信仰している猫です。猫たちは、そういう悪い猫から自分たちの縄張りを守らなくてはいけません。 |
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