LINCREIDANT

MANMACHINE


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人型機動兵器

 『リンクレイダ』の世界では土地(星)に寄って、様々なタイプの人型機動兵器が存在します。全高4mほどのパワードスーツから32mにも及ぶ大型兵器まで、能力や兵装もヴァリエーションに富んでおり、中には一般の科学理論では説明の付かないような装置を持つものまであります。

 人々はこれらの機動兵器を主戦力として、より多くの資源、より優れた居住環境をもとめて争っているのです。


『ブロシオル』



 キャラクターたちの操る『ブロシオル』は、リンクレイダで製造された眼窩高9mほどの汎用人型兵器で、戦場によって機体を調整し、兵装を変更する事ができます。

 ブロシオルの主兵装は、弾頭直径30mmの徹甲焼夷弾を撃ち出すレールガンで、地上・宇宙空間ともに有効な武器となっています。また炸薬式の化学弾頭発射筒も多く使用されます。宇宙空間では高出力ジェネレーターを用いて、ヴェスナー粒子砲・ノイトロン砲なども使用できます。
 近接兵器には、スピットスキュアと呼ばれる槍や指向性爆弾が多く使用されます。

 地上では、様々なハイテク装甲に身を固める事となります。手持ちの盾なども使用されます。逆に、宇宙空間ではほぼ無装甲で機動力を生かした戦闘が行われます。

 ブロシオルにはリンクレイダ同様の『ベルシュングリュク』能力を、わずか1分間だけ行使する事ができ、この間の戦闘能力は格段に上昇します。しかし、終了後に主機とほとんどのシステムは停止し、帰還さえ困難となります。

 ブロシオルは常に指揮戦闘船と行動を共にし、さまざまな支援や前線での簡単な修復を受けます。上記の『ベルシュングリュク』も指揮戦闘船の許可無しには行使できません。


戦闘

 この世界では技術の進化に次ぐ進化により、致命的な攻撃兵器が多数存在しています。そのため、ほとんどの防御兵装は無力であり、『索敵とその妨害』という最も基本的な部分が重要となってきます。
 また、戦場の多くが『資源や環境』といったものの宝庫であるため、大規模な破壊兵器が使用される事はまずありません。文明の極みを迎えたこの世界では、未開拓の有用な『星』は何よりも貴重なのです。

 進化を極めたのはなにも兵器だけではありません。その医療技術は、最悪『記憶』という情報源さえあれば人一人を再生できるとさえいわれます。
 この世界の傭兵は放射線を浴びて遺伝子異常を起こす事が多々あります。しかし、その異常さえも再組成により再生させる事ができます。脳へのダメージの回復にはかなりの時間を要しますが、それでも不治ではないのです。



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