LINCREIDANT

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人型機動装甲で遊ぶ

 SF系のゲーム、特にロボット物SFの多くはルールが複雑で、『世界の説明は分かるけどルールから世界感が把握しきれない』ことが多い事と思われます。中世ファンタジーなどでは、戦闘や魔法などの単純化されたルールがいくらでもあるのに比べると、これはとても残念な事だと思います。

 『リンクレイダ』では、もっと簡単な、アクションゲーム感覚の操作性を持つロボットのルールを主軸に、単純なキャラクターパートのルールを組み合わせて、オンラインでも余裕を持って楽しめる世界を表現するつもりです。

 GM(ゲームマスター)の仕事を楽にする事も『リンクレイダ』の目的のひとつです。
 できれば複数のGMで『船の次の目的地』を相談し、それぞれが目的の星の各パートを担当するようにして、物語を一層深めていきたいと考えています。


ルールの特性

 人型機動装甲(ロボット)のルールには、『リーフ・オヴ・レジェンズ』の『フレイムワークス』ルールを中心に、射撃関連のルールを単純化させて使用します。

 プレイヤーは、PC(プレイヤーキャラクター)やNPC(ノンプレイヤーキャラクター)を介して、機動装甲のチューンを行います。チューン内容は管理者に渡され、結果として各自の機動装甲のスペックに反映されます。

 チューンには費用がかかる上、処理がブラックボックス化されているため、最初は試行錯誤を繰り返さなければならないでしょう。高いスペックを持つ機体のチューニングデータは、ひとつの財産ともなります。キャラクターは、その技術を元手に商売をする事も可能です。

 キャラクターパートは『財を成す』ことを中心に考え、際立った能力の差よりも、技能の熟練度を重視していくつもりです。
 財を得たキャラクターは生活レベルが向上し、より高価な機体を維持していく事ができます。また、全てのエキスパートとなる事は困難であるため、機動装甲の操作よりも他の技能に力を入れてみるのも良いかもしれません。


キャラクターの関係

 リンクレイダに住むキャラクターは、全員が全員『仲間』である必要はありません。個人的、もしくはグループで対立しているのかもしれませんし、一方的に恨まれている仇かもしれません。
 もちろんキャラクター同士がリンクレイダ内で争うことはありません。むしろ、『ラウプヴォーゲル(WORLD参照)』となり、自分の利益の邪魔になる相手を排除しようとするでしょう。



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